(1月9日)



 このまつりは、毎月4と9の日に開かれた日用雑貨や生糸の市が起源と言われています。厩橋(現在の前橋市)城主、酒井重忠侯の時代から始まった伝統ある行事で、現在では、またの名を「だるま市」と呼んでいます。祭りは、本町の八幡宮境内に持ち込まれた古いだるまを燃やす「だるま供養」で幕を開けます。力強い華龍太鼓の音が響き、境内から「市神様」の渡御(とぎょ)がスタートします。その後に木遣りや神輿、大獅子や華龍太鼓がにぎやかに続きます。
 国道50号を交通規制し、千代田町二〜五丁目全体に市(いち)が広がり、だるまやさまざまな縁起物、また、植木などの露店1,000店余りが出て、縁起物を買い求める人たちでごった返します。買い手の値切る声と露店商との威勢のいいやりとりが深夜まで絶えません。このやりとりを聞いているだけでも楽しめます。


  古だるま供養お焚きあげ  
     午前10時30分〜正午。八幡宮境内(本町二丁目)で行います。


 
  仮宮まで渡御行列  
     午前11時〜正午。八幡宮から「市神様」の渡御行列が出発。木やりやみこし、てんぐや大獅子などの行列が中心商店街を練り歩き、仮宮(東和銀行本店・憩いの広場)まで行進します。


 
  本町通りを中心に露店  
     午前10時〜午後10時。本町二丁目の国道50号はだるまや縁起物、立川町通りは植木など、約千店の露店が出店します。  









 
 (7月7日前後の週末)



 このまつりは、昭和26年から前橋全市をあげて始められ、市民はもとより県内外からの観光客でにぎわう全国有数の七夕まつりです。
 例年、中心商店街をはじめ21商店街が参加します。商店街は、それぞれ趣向をこらした七夕飾りで埋まり、まるでトンネルのようです。飾りには人気テレビ番組のキャラクターや、社会の出来事を反映したり風刺したものがお目見えして行き交う人々を楽しませてくれます。飾りの下には露店もたくさん出て、にぎわいに拍車をかけます。4日間を通じて七夕飾りコンクールのほか多彩なイベントがくり広げられ、市民の人気を集めています。









 
 (10月10日前後の週末)



 このまつりは、戦後「復興祭」として催されたのが始まりで、その後、昭和24年に「商工祭」、昭和34年に市民総参加のまつりとして「前橋まつり」と改められました。各町内会、企業・団体などが参加する文字通り市民挙げての祭りです。
  郷土民謡流し  
      婦人会、子ども会、事業所、各種団体等が参加し、立川町大通りをメイン会場 に、民謡踊りや八木節踊り等が披露されます。


 
  鼓笛吹奏楽パレード  
     小・中学校生と消防音楽隊が参加して中心商店街を行進します。


 
  みこしと山車祭  
     各町内、商店街、事業所等が参加して威勢よくまつりをもり立てます。


 
  イベント広場  
      子供から大人まで、すべての市民が参加し楽しめるよう趣向をこらすほか、 自分たちで考え参加できるように多彩な催しを行っています。


 
  前橋だんべえ踊り  
     前橋独自の創作に取り組み、「前橋音頭」を軽快なリズムにアレンジした 「前橋だんべえ踊り」を平成7年に初披露しました。独特のリズムと振り付けで前橋市の木(イチョウ)をかたちどった鳴子を鳴らしながら踊ります。


 

無料おまつりバス
○七夕まつり・前橋まつり・初市まつりの時に夜9:00まで運行
○中央大橋西側のグリーンドーム前橋駐車場から前橋テルサ前までの間を約10分間隔で運行しています。しかも、駐車料金もかかりません。(所要時間約10分)